ニコラス・スパークスのベストセラー小説 (原題「The Notebook」)の映画化。 監督:ニック・カサベテス 原作:ニコラス・スパークス 出演:ライアン・ゴズリング レイチェル・マクアダムス ジーナ・ローランズ ジェームズ・ガーナー <story> アルツハイマーで入院している老婦人に、 初老の男性が日々語り聞かせる一冊のノート。 そこには、 大富豪の娘と、時給40セントの若者のひと夏の恋と、 親の大反対で引き裂かれた二人が、運命の糸に 手繰り寄せられていく・・・物語が書かれていた。 白鳥の棲む湖。 あの雨の日の朝の匂い・・・。 思い出だけで、生涯一人の女性を 愛し続けることができますか。 愛した人を信じて・・・。 <comments> 例え、甘チャンと思われようと、誰に「愛だの恋だので 生活できませんからね」と言われようと、 老いるほど、清純な想いで 一人のヒトを愛していきたいと 思わせられる、久々に気持ちの良い映画だった。 余計なことは一切考えず、自分の幸せが何か、 自分にとって一番大切なものは何か、もう一度考えてみませんか。 #
by ashlynx_majyoneko
| 2005-09-28 22:36
1993年10月31日AM1:51 23歳でその生涯を閉じたRIVER PHOENIX 12周忌のその日まで、 少しずつ彼の作品をご紹介したいと思います。 「SNEAKERS」 家族は言うに及ばず、親戚をも養っていたリバー。 100万ドルのギャラ欲しさに出演したと噂の「スニーカーズ」 先ずはこの作品から・・・。 監督・脚本: フィル・アルデン・ロビンソン (「フィールド・オブ・ドリームス」) 製作・脚本: ウォルター・F.パークス 製作: ローレンス・ラスカー 出演: ロバート・レッドフォード シドニー・ポワチエ ダン・エイクロイド ベン・キングスレー メアリー・マクドネル リバー・フェニックス <story> 警備システムの不備を証明するハイテク集団「スニーカーズ」。 彼らがNASAから依頼を受けたその内容とは・・・。 サイバームービーのはしり。 <comments> ご覧のように、錚々たる名優に囲まれた22歳(実年齢)のリバー。 かなり圧倒され、こう告白している。 「彼らがピラミッドなら、僕は砂に埋もれたカニみたいなもの」 ・・・なるほど。(^^;) 尊敬するシドニーポワチエと、ここでも共演しているが、リバー曰く 「彼はとても頭が良く、しかも演技ばかりでなく、人生についても 教えてもらった。彼には常に変わらぬ好奇心があり、学ぶことを 恐れない人」…だそう。 老魔女は、シドニー・ポワチエも好き♪ 最後のシーンで、「何でも欲しいものを用意する」と言われ、 「マシンガン抱えた女性の電話番号」と答えるリバー。 う~ん、私も言われたーい♪(*^^*) #
by ashlynx_majyoneko
| 2005-09-15 00:21
「生きて帰るには、これしかない」 Aug.26.2005 DVD RELEASE! 2004年イギリス・アカデミー最優秀賞 2004年イギリス・インディペンデント最優秀撮影賞 他多数受賞 ノンフィクション「死のクレパス アンデス氷壁の遭難」を 再現したドキュメンタリー! 監督: ケヴィン・マクドナルド 原作: ジョー・シンプソン 出演: ジョー・シンプソン ブレンダン・マッキー 生か死か… 究極の選択を迫られたとき、あなたならどうする!? <story> 1985年、2人の野心溢れる登山家が、前人未到の シウラ・グランデ峰に挑んだ。 登頂に成功したのもつかの間、ジョーが骨折! 標高6400m、気温マイナス60℃!! 極限状態での苦渋の選択。 サミエルは一人生還する道を選ぶ。 が、ジョーは落下した巨大クレパスの中でまだ生きていた。 <comments> 真実の物語というのも脅威だが、再現するために アンデス山脈での撮影を敢行したと言う。 正直、俄かには信じ難い話だが、これぞ、正にドキュメンタリー。 圧倒的臨場感と、リアルな迫力で、観るものを圧倒! 私たちは、ケヴィン監督とジョーによって、 生の極限を、完全体感することになる。 #
by ashlynx_majyoneko
| 2005-08-26 19:47
2004年、この映画で「画像の未来」が見えた! 3Dライブ長編アニメの誕生!! Nov.25.2004 DVD RELEASE! 監督:荒牧伸志(バブルガムクライシス) 原作:士郎正宗(攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL) プロデュース:曽利文彦(「ピンポン」監督) サウンドトラック:ブンブンサテライツ(ピンポン) ポール・オークンフォールド(マトリックスリローテッド) ベースメント・ジャックス 坂本龍一 グローバルなアーティストが、世界初のフル3DCGアニメに魅了され、 ここに集結。 画像、音ともに、日本が世界に誇る長編アニメの誕生となった。 ストーリーは現代版「美女と野獣」? 使い古された感も否めないが、 それをも凌駕するほどの大迫力。 “トゥーンシェイダー”(3DCGキャラをセル画タッチに変貌させる手法) “モーションキャプチャー”(人間の動きを取り込む)を導入することにより、 キャラクターたちにリアリティをプラス。 2Dアニメのタッチで描いた登場人物たちに生身の人間に近い演技をさせている。 ・・・・・・・・らしい。 ↑はオフィシャルサイトからのパクリ。(^^;)→<(_ _)> そんなことも知らず、とにかくスタッフのすごさで思わず購入。 世界初とか、日本発とかに弱い老魔女。 しかし見ごたえのあるアニメだった。 「AKIRA」の大友克洋さんもすごいが、 それにしても、日本のアニメーターには脱帽! どこまで画像は進化する!? #
by ashlynx_majyoneko
| 2005-08-18 18:54
ナラタージュとは・・・ 映画などで、主人公が回想の形で、過去の出来事を物語ること。 「ナラタージュ」 著 者: 島本理生(しまもと りお) 発行所: (株)角川書店 1,400円 <帯の推奨フレーズ> ●今年度もっとも情熱的な恋愛小説! ●一生に一度しかめぐり会えない究極の恋・・・ <comments> 自分の経験がかなり小説チックなので(^^;)、滅多に恋愛小説は 推奨しないのだが。最近、話題になるこの手の作家の文章が、 まるで自分が書いた日記のようで、 こういうのが流行りなのかと、ピックアップすることにした。 それに、私のような一般人でも書けると錯覚させながら、 いざ書こうと思ったら全く書けないのだから、 そこが多分この作者たちの巧いところなのだろう。 小説の冒頭で、結婚が決まった男性と新居を見に行くシーンで、 「君は今でも俺と一緒にいるときに、あの人のことを思い出しているのか」 以前からずっと用意していたのをようやく棚の奥から そっと出してきたような尋ね方だった。ー中略ー 「それならどうして私と結婚しようと思ったの」 水の中から立ち上がってくる匂いは、胃の奥まで突っつかれるような 死んで腐った生き物に似た気配を抱いている。 _______________________________ 「幸福な食卓」で、吉川栄治文学新人賞を受賞した 瀬尾まいこさんも似たような文体だ。 「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」 春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。 私は口に突っ込んでいたトマトをごくりと飲み込んでから、 「何それ?」といって、直ちゃんはいつもの穏やかな口調で、 「あらまぁ」と行った。 「幸福な食卓」 著 者: 瀬尾まいこ 発行所: (株)講談社 1,400円 <帯の推奨フレーズ> ●珠玉の才能が生んだ ありえない感動! ●ドラマ作りの名手によるパーフェクトな小説(浅田次郎氏) <comments> この二人を代表するように、セリフと、ト書きもどきで物語を 展開させるのは、映像世代だからか・・・。 良し悪しは別にして、読んでいる側は、容易にしかも、誰もが同じ匂いや 味を、そのシーンに観ることとなる。 PCの普及によって、作文の在り方が変わったように (出だしで悩むこともなくなった)、小説も どんどん姿を変えていくのだろうなぁ・・・。 #
by ashlynx_majyoneko
| 2005-08-11 20:50
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